タブレットと無線キーボード

仕事の効率を上げるなら○○を見直せ!

見落としがちな事の見直しを

日々の仕事で効率が悪いな…と感じることがないでしょうか?
基本的に毎日が同じ仕事の繰り返しというルーチンワークが中心の方は、仕事に慣れてしまうからこそ効率が悪くなりがちです。
仕事の効率を上げるなら、まずはルーチンワークをも見直してみることが大切です。
具体的にどのような点に注意するべきか確認してみましょう。

参考:ルーチンワークのムダ・ムラ・ムリを解決するための着眼点

今までのやり方を見直してみる

仕事を覚えた時から同じ作業を繰り返して行っていると、本当に今のやり方で良いのかという疑問を感じにくいかもしれません。
既に仕事の流れが確立されていると、流れを変えてしまうことが逆に効率を悪くさせるような気がしてなかなか改善する気になれないとの声も聞かれます。
しかし、客観的に見てみると無駄な事をやっているなとか、この仕事は無理があるのではないかという着眼点に気付くはずです。
仕事に慣れてしまうと余計に気付きにくいため、無駄な事をやっている自分に気付くのが遅れてしまいます。

ここで大事なことは、客観的に仕事を見直してみることです。
まずは一から仕事を覚え直すつもりで、どうしてこのような仕事を行っているのかという目標を確認してみることが大切です。
そもそも自分がなぜこんな仕事をしているのかを理解していなければ、改善するために何が必要なのかを見出すことすらできません。
目標とする内容をしっかり把握することができれば、どのように仕事を進めるべきか改善策を考えることができるはずです。

例えばスーパーなどにあるレジの移り変わりを例にして考えてみましょう。
昔はそろばんで計算をしていた時代もありましたが、レジが登場したことで大幅に計算が楽になりました。
当初は合計金額だけ計算するもの、おつりの計算までできるもの、レシートが出てくるものなど徐々に進化を遂げてきました。
実際にレジ打ちをする際の利便性を考慮して、徐々に進化させた結果なのです。

また、同じようにシステム化をしたものの例としてはタイムカード(勤怠システム)も挙げられます。
以前は紙に打刻した出勤・退勤時間を、事務の人間がデータに手入力で起こしていました。
それが、今ではICカードや指紋認証などで打刻をした瞬間にデータ化がされるようになっています。

効率アップのカギ

仕事の見直しをする際も、どうしたらもっと時間を短縮できるのか、無駄になっている仕事を一生懸命行っていないのかなどの反省を活かして、新たな仕事の流れを確立するために役立てることができるのです。
ルーチンワークは常に見直しをするのが理想で、悪い点は積極的に改善することが大切です。

今の仕事をできるだけ効率良く進めるためには、もっと楽に仕事ができるように工夫することが大切です。
電卓で手計算をしていた伝票は、パソコンに打ち込んで簡単に計算できるようにするなど、今までの作業を大幅に軽減して楽にすることが改善策のヒントになります。
自分だけで考えるのではなく、周囲の同僚にも意見を求めながら積極的に改善策を検討し合うことも大事です。